城町食堂リニューアルいきます。

 バル開始から約1年。

コロナ禍のスタートで苦戦しましたが、

いまのところ振るってないです。


社会情勢云々というよりも、

設定したコンセプトかなと思います。

あんまりコロナを言い訳にはできない。


ここまでやってきて、

ようやく飲食店っちゅうもんが分かってきた気がします。

ようやく。


(昼はずっと及第点です。でもまだまだ)


リニューアルにあたり、

いったん夜の「バル」の名は外します。


あくまで食堂、しいて言うなら

「カジュアルダイニング」。。

ぼんやり単語界 の帝王ですねw

誰も意味を知らない。

でも実際これが一番近いです。


お食事は夜までOK、

ただしお得なランチタイムとのすみ分けは必要。


逆にお酒含めたドリンクは終日OK、

つまみも一部を除いてずっとOK、

夜からバルになるのではなく、

夜だけ頼めるメニューもあります、くらい。


食事利用に流れて単価が落ちるという面は否めませんが、

それこそがこちら都合。失ってきてしまった部分です。

お客さん目線というか、思いやりが少なかったですね。

がっかりさせちゃったみなさま、すみません。


多くない人員で回すにはある程度の単価は必要ですが、

予想では食事利用でもドリンクやサラダ、

つまみの追加オーダーが入りますので、

そこまで低くはならないと思います。


トータルではある程度確保できるかと。

そうしたいというよりは、そうなる。

そういう楽しみ方の店を作る。それが自分の役目。


食堂という一貫性で得られる安心感と、

膨らんでいく楽しみ。

もっと分かりやすく、使いやすく、

居心地の良さを感じてもらえるように。


仕事終わりのサラリーマン、

女子会、お一人様、親子3世代、

ごっちゃになってそれぞれが楽しそうにしてる。

それを働きながら眺めてるのが好き。


ランチはそんな景色ですけど、夜もね。

欲張りです。


老若男女、誰でもござれ!

がお前の持ち味だろうが。


もちろん他の理想というか、

「こういう使われ方をしたい」

という想いは色々あります。

それは僕だけじゃなく、

他のスタッフも思うところはあるでしょう。


でも店にはそれぞれ「ハマる型」

みたいなのがきっとある。


この立地、この雰囲気、僕らのキャラクター、

そして既存の常連さん、トータルで考えて、

この方向性が現時点ではいいかと。


これ外したらちょっと落ち込みますね。

ま、あとはやってみないと。

こんなこと言っておきながら、

またさっさと変わっちゃう気もします。


「理屈でなくて、実際である。

 計画でなくて、努力である。

 予算でなくて、結果である。」


価値を生むのは行動だけ。


スタッフ教育や他のいろんなことを犠牲に、

リニューアルには本当に費やしたものが膨大。

営業しながらオープン準備してる感じなので、

脳みそはこっちに注ぎこんできました。

ごめんねみんな。失敗は許されないっす。


でも幸い、まだ学生のスタッフも僕の苦悩を

なんとなく理解してくれていてw

「どうぞ自分の仕事進めてください」

みたいなスタンスの子も。

現場は任せろってか。生意気な。

涙ちょちょぎれます。最近の若者はホントに優秀。


これからはちゃんと厳しくしてあげるからね。


しかしまぁ、弱い犬ほどよく喋る。

ほれっ、やるぞ。

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