あなたのことを知りたいのは、あなたの笑顔が見たいからです

のっけから古いCMのコピーライティングみたいですが。


コミュニケーションの本質って

こういうところなんかなと思います。


今日、営業中にサプライズプレートをお出ししました。

ご予約ではなく、お客さんの食事中の会話から得た情報です。


今日が誕生日であること、

そしてその人の名前をゲットしたので、

厨房で急いでプレートを用意してもらいました。

いいチームです。


食後に花火を添えてお届けしたら、

とても喜んでくれました。

裏でこっちが泣きそうになりましたw

情報があるからこそ、できるサービスがある。


これはサービス業という仕事としての話。


こういったプレゼントがすべてではなく、

たとえば私生活でも。

何かを手伝ってあげたり、ただ一緒にお喋りを楽しむとか、

そういうことの根底には、相手のことを理解していること、

あるいは理解したいなぁって心があるんだなと。

まぁ当たり前なんですけど。


「相手を喜ばせたい」という大げさな話までいかなくても、

自分と過ごす時間は心地よく居てくれたらいいな、とか。

何に目を輝かせ、何に泪するのか。

知っていくから、ささやかでも役に立てたりする。


まぁあえて少し気を付けるべきは、

知られること自体が居心地悪いケースもあること。

他人行儀でいくべきなのか、臆せず懐に飛び込むのか、

タイミングははかる必要がありますよね。

加減をミスって焦ることもしばしばですが。


そして最後に忘れてはならないこと、

あなたの笑顔が見れたとしても、

結局は自分が一番嬉しいだけなんですよね。

自己満足は肝に銘じつつ、でも、

お互いに笑顔だったら、この上なく幸せなことで。


お客さんも、スタッフも、関わる人たちの

口角が0.1mmでも上がること、

心が0.1gでも軽くなること、

体が0.1℃でも温かくなること、

そんなことを願っていたいよね。


なんてクサいこと言いまへん。

いいから黙って情報よこしなさい。

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