料理を始めた12年前の話
Googleフォトが勝手に思い出を振り返らせてくるやつ、
あるじゃないですか。スライドショーで。
それで11年前の写真がピックアップされてきました。
とてもとても懐かしい。
東京で引っ越すときに苦労した、主に料理本の山。
重いし場所とるし、本当に大変だったんです。
私が最初に厨房に立ったのは24歳くらい。
四谷にあるホテルのレストランでした。
それまでまったくの未経験。
大学卒業して外国ぶらぶらして、
貯めたバイト代もなくなって東京のボロアパートに住み、
突然の料理人(フリーター)宣言。
親の気持ちたるや🙈トホホ
入社してみると職場の周りの人たちはもちろん経験者、
ほとんど調理師学校卒だったりして、
同世代がいてもキャリアにはかなりの差が。
(なぜそんな私が採用されたかというと、
そのときの料理長は残業代で稼ぐタイプで
初心者がいれば教えるという名目で長く残業できるから
っていうことを後から噂で聞きました。笑)
最初から実力差がものすごかったので、
「なんにも知らないので教えてください」
というスタイルでけっこう努力しました。
それからほどなくして、
その職場に出戻りでやってきた高橋さん。
私の父親くらいの歳のベテランシェフです。
一緒に働いていて分かりましたが、
彼は料理への向き合い方が他の人と明らかに違う。
先のことまで、深くまで、想像しながらやっている。
そんな姿を尊敬しつつ、
私は20㎝の近距離でしょっちゅう怒鳴られました。
牛肉の掃除しても怒られる
(どれが筋でどれが脂か分からん泣)
オーブンにパイ皿を入れただけで怒られる
(これは今でも理由が分からん笑)
常にビクビクしながら。すべての動作に緊張してました。
でも別に嫌じゃなかった。進行感があったのかもしれません。
怖いもの知らずで果敢に挑戦しました。
端材をもらって試作やまかないをどんどん作り、
空き時間でいろんな人の本、ブログ、動画をみて、
お高いお店にもあちこち食べにいって、
そういう料理に関するすべてをノートに書き溜めて。
毎日勉強して食らいついてたら、
いつからか高橋さんが持ってる本を
数冊ずつ職場に持ってきてくれるように。
「自分の時代はもう終わりだから、谷田川頼むな」
お前の勉強に役立ててくれと。
初心者ながら熱心にやってる僕を認めてくれて、
毎日いろいろな話をするようになりました。
ワインの話、お客さんの口の中の話、
バブル時代の厨房の話、モンゴルの話、、
包丁握って1年後の25歳、
すっかり料理の楽しさにハマってました。
そして毎日数冊の本でも積もれば千冊に。
シェフの家の蔵書は空っぽになり
私の部屋はどんどん狭くなり。
そんな思い出が残る料理の専門書たちは
今では城町食堂の一角にスペースを借りています。
つづく(?)
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店舗スタッフ、イベント実行部隊、地元民、
館林でなんか楽しいことやりたい人、、
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