館林・百年小麦のブランド力アップを考えよう

本日は百年小麦ブランド化委員会の会議でした。


百年小麦の概要は公式サイトをご覧ください。


地元の小麦を発信していこうということで令和元年に発足、

弊社も参加させていただいております。


ちなみにウチは城町食堂の「百年パンケーキ」。


エミールのワッフル生地。


館林駅前商店の「昆布水つけ麺」。


で使わせてもらってます。

どちらかというとトリッキーなジャンルですが、

うどんやラーメンの店じゃないのでこのように。


これら全部、ホントに美味しいですよ。



とはいえブランドの普及・浸透には難しいものがありますね。

これは当会に限らずだと思いますが。


市内外のみなさま、また事業者の方々、

さまざまな場面で小麦をお使いいただきたいのです。


会議中にはお話しさせてもらいましたが、

改めて考えメモしておこうと思います。


【提案】

・産地の難しさについての対応

「地粉」の定義は、地元で採れ、地元で挽いた粉。

この百年小麦は製粉過程を地元で行っていないため、

地粉とは名乗れないとのことでした。

こればっかりは仕方ない。


であれば、粉自体をプッシュするよりも

小麦の食文化をアピールする方向がいいのではないでしょうか。


たとえば博多明太子はほとんどロシア等の輸入ですし、

仙台牛タンだってUS牛を使っているわけです。

誰かが持ち込んで食べるようになったというだけのことですが、

いまやそれぞれ地域の代名詞になってます。


「館林産の小麦です、どうぞ」と併せて、

「館林に来たらコレを食べていくよね/買っていくよね」を推す。

実際に使っている素材に関しては産地に必要以上にこだわらない。

(表記で誤解が生じないよう注意は必要です)


元々の産地としての歴史があるので、

博多や仙台よりも説得力があります。


となると歴史も数もあるうどん、ラーメンが中心ですね。

館林産というこだわりから少し離れてみるという案。



・市民、消費者フレンドリーに

百年小麦の弱点は、用途が限られることです。

分類上は中力粉となっておりますが、

家で中力粉を買う機会ってあんまりないですよね。


そして現在は中力粉という表記がそもそも袋にない。

まずはその分かりやすさから改善できると思います。


うどんぶち文化と結び付けられたらいいですね。

ご家庭では手巻きずしのノリで。



・SNS等の情報発信

アカウントを伸ばすってなかなか難しいですよね。

たとえばインスタであれば、強力な商品と何より情熱。

@100nen_komugi


成長させていくのはもちろんとして、

まずは市内の広報にしっかり載せてもらうことが先かなと思います。

館林市の公式LINEには今までなぜか掲載されていなかったようです。

各地での出店販売や食育事業など素敵な活動がありますので、

漏らさず市民のみなさんに伝えてほしいと思います。



・イベント開催

外部の商業施設に出張しても、

なかなか費用対効果がよくなかったりするようです。

会として自主開催イベントができたら面白いです。


10年くらい前にテクノうどんってありましたよね(笑)

あれはうどんはおまけでしたが、面白い発想です。


たとえば年始の餅つきではなく「うどんつき」。

踏まずに杵と臼でやっちゃう。できるのか?

生地の寝かしとカット、茹でなど工程はありますが

わりと楽しいんじゃないでしょうか。


ぜひ城町食堂前で開催したいですね。

なにかにつけてうどんと絡める作戦です。


毎年シーズン恒例化させられると強いです。



・ブランド名

これを言っちゃあって感じですが、、

店舗に立っていて感じること。


「百年小麦」は単独だと意味がイメージしづらいので、

「館林小麦」など産地と直結した名前がいいのでは。

ネーミングのワンクッションが微妙な気がします。


ちなみに[百年]には、

100年を超える食文化の歴史への敬意と、

これから100年先へと紡いでいく願い

が込められた名前となっております。

(webサイト参照されてください)


このコンセプトはとても素晴らしいので、

ブランドのコピーのほうに百年という言葉を残せたらいいのかなと。


ストレートに館林小麦でどうでしょう。

そしてこの地の食文化は館林うどん。あっ ©


なるほど。このへんは直撃してみましょう。

みなさんからのご意見もお待ちしております。


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