悩みを聞くキャラは時を経て自分が悩みの種の立場になった

学生時代のアルバイトの最中、

「権力が欲しいなぁ」と思ってました(笑)


別に現場を支配したいとか、

そういう邪な感情ではなく。

悲しい想いをしているスタッフの人たちを見てると、

解決してあげたくなって。

でもある程度の働きかけは出来ても、

決まりやルールを根本から変えるのは困難でした。


自分が偉ければ、改善できるんだろうなぁって。


中二病といえばそれまでなんですけど、

人の役に立ちたいし喜んでほしいじゃないですか。

基本的に職場の問題って人間関係なので。


でも、こうして年をとって立場が変わると、

昔の上司や社長たちの気持ちが痛いほどよく分かる(泣)


いや~、なるほどねぇ。

確かにこうなりますわっていう。


僕がガキでした。すみませんでした。


その立場になってみると分かる。

正直たいしたことないじゃんって思ってた大人たちの、

はるかはるか下に自分が居る現実を知る。


こうして、あのとき悩みを聞く立場だった僕は

時を経てスタッフを悩ます種になったのでした。


成長の証。みんなごめんね。でも精一杯なんです。

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