お客さんの注文が予測不可能だったりする話

3名で アヒージョ、鉄鍋お肉3種盛り、パスタ、

の3つの注文が入ったとすると、

通常、ある程度の時間差をつけて順番に提供するんですが、


アヒージョをお出ししたときに、

お客さんが「はーい(私です)」と

手を挙げてくれるんですね。


私の注文です、という感じで。


その瞬間にハッとして、

急いで残りの料理のスタートを厨房に告げる、と。


これは店側の狙いとお客さん側の楽しみ方とで

相違があるということなのですが、

こんな風に1人1つのオーダーの時が少なからずあります汗


こちらの常識で勝手に

冷菜→温菜→メイン→食事→デザート

っていうイメージでいると、

ときどきズレます。


そういうお客さんは、

ウチを酒場というより食事処として捉えて利用してくれています。


そういう背景が分かれば、

肉3種盛りに「ライスありますか?」

と言われる理由も見えてきます(笑)


「ココスのハンバーグみたいな感じなんですかね」

この前スタッフがそう呟いてくれました。


それや!!目から鱗な一言でした。


こちらのコンセプトの伝え方が間違っているというより、

そういう楽しみ方もできるんだなぁって発見でしょうか。

多様でいいと思います。


ただ、やっぱり酒飲みにはしっかり想いを伝えていきたいですね。

カジュアルな酒場、これが大好きなので。

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