「現場主義」って、男臭いから理解されにくいのかもしれないけど

僕が思う現場主義の1つは、

「現場の人が『大丈夫』と言ったらもう任せる」

っていう信条です。


日によってはめっちゃ忙しいとか、大変とか、

店舗ではいろんなことがあると思います。

もちろん心配だし、僕は世話焼きたい性格なので、

放っておいたら店に行って手伝っちゃいます。


けど、そういう過保護なのもどうかなと。


いつまでも優しく手厚くしていないで、

次のレベルに行ってもらうほうがいいと思うんですね。

それが働いてくれている人への敬意でもあります。

見くびっちゃいけない。みんなどんどんできる。


だから、スタッフが多少疲れた顔していても、

体調が悪いわけではないなら任せます。

体調が悪くても、やりますと言うならお願いします。


それがスタッフの誠意に対する僕なりの応え方です。


ときには歯食いしばってがんばってもらうときもある。

でもこっちも待遇なり労働環境なりで

相応のものは返してるつもりです。


そういう態度は冷たく見えるかもしれないし、

ひどいと思う人もいるかもしれないです。

けどこういう愛情表現もあるし、僕はこうしたい。


信頼関係の中で汗かいて仕事して、

終わったら小さく「うぃ」って言って

拳をトンって合わせたい。


スタッフには毎日すごく感謝してるけど、

「ありがとう」

と言うのも本当はちょっと違うときがある。

思ったまんまありがとって言っちゃうときが多いんですけどね。


「あなたのためじゃないっすよ」

って言われるくらいでいい。

僕のためじゃなく自分のために働いてほしい。

でも僕のためにっていうその気持ちは全力で受け取ってます。

幸せなことだから。ありがとう。


雇用関係とか先輩後輩はありつつも、

そういうのを越えた対等な仲間として接したい。

っていう気持ちもある。

たぶんそれが僕の「おつかれっ」。


こういう想いがあるから、自分もサボってる暇はない。

現場をみんなに守ってもらっているからこそ、

外に出て誰より働き続けるのが当たり前。

コメント