ヒットするもの、みんなに愛されるものは、「パカッと口が開いているもの」な気がするけど!?
伝わるんでしょうかこの感じ。
そこが見えた企ては、外れないと思います。
お客さんがヌルっと滑り込めるような、
なんとなく馴染めるような、
そういう設計が大事なんだなってことが理解できてきました。
お客さんに向かって「口がパカッと開いてる」感じ。
商品も、店構えも、イベントも、人も。
物理的な開放というわけではなく、
余地と求心力。
愛嬌とか温かみ、受容的っていうのが近い気がするけど、
当たりではないと思う。
冷たくても堅くても成立する。
つい手に取っちゃうような、
ときに慎ましく、ときにあっけらかんと、
「口が開いてる」。
いや言語能力。。
たぶんですけど、
突き詰めると作り手の想いでしょうか。
いやベタなんかい。。
推測では、正しい方法で想いを込めたらそれの口がパカッと開きます。
で、その隙間が人を魅了する。
目利きの達人と呼ばれる人たちが最初に見て判断基準にしてるのは、
きっとこの口が開いているかどうかです。異論は認めます。
デザインや広告にお金をかけたからといって
うまくいくとは限らないのはこれが原因じゃないでしょうか。
そもそも口が開いてないから。入口がないんです。
流行ったけど短命で終わるものも同じ。
人の心理としては一度手にしたら手放したくないのが基本。
なのに続かないのは、
「買う」のと「つい中に入っちゃう」のは
まったく別の行動であり、そこには大きな隔たりがあるからです。
招き入れる魅力、魔力。
こういうのは見てくれを飾ったからといって宿るものではないでしょう。
じゃあ、どうやったら「口がパカッと開く」のか!?
「正しい方法で想いを込める」とは何なのか!?
そんなの分かるかい!
分かったら苦労しないっす。
けど、考えて悩んで苦しんで悶えて
切り替えて散歩して人と話して、
煮詰まった鍋に一滴のエッセンスが落ちて、
そのときにやっと「これだ」って思える電撃が走って、
満を持してやってみたら、
そうでもなかった、みたいな。
そんなもんじゃないですかね。
簡単にヒットなんかしないじゃん。
そんなんの繰り返しですよ。
深夜なので好き勝手なことを言っています。
とにかくやり続けなさいよ。と言い聞かせます。
まれに天才は確かにいます。でも比べたところで本当に無意味。
僕は僕の「凡」を受け入れる、そのほうが近道。
地に足つけて、ちょっとだけ羽ばたきなさい。
(でも、実際に自分で口を開けるのは難しいけど、
口が開いてないものは見分けがつくようになってきます。)
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