「やりたい仕事」が見つかりやすくなるかもしれないヒント3つ
こんなちゃらんぽらんに見えて、
意外と色んな人から進路相談を受けてます。
で、一番多いのが「やりたいことがよく分からない」です。
いやー、気持ちは分かりますよ。
僕だって昔はバスケ選手になるとか、保育士とか、総理大臣とか、
果ては世界平和とか、いろいろ言ってました。。
大学出てすぐフィリピンに行っちゃったので、
いわゆる新卒の就活は全然しなかったんですが、
今はこうして一応仕事もしてますので、
これまで見てきたことの中から少しくらいは
アドバイスできるかなと思います。
なるべく簡潔にいきます。
1つ目は、
「このくらい自分でもできるんじゃね?」
と思う仕事をやってみること。
僕の場合は写真がそうでした。
お小遣い稼ぎくらいにはすぐになりました。
始めたきっかけは、自分の写真うまいなぁといつからか思い始めたからです。ウザイ(笑)
本気でやっていない理由は、もっと面白い仕事に夢中だからです。
「これくらいなら自分でもできそうだな」
「これで一流って、この業界は大したことないのかも」
っていう感想を持ったことがあればチャンス!
まぁだいたいこの手の思い込みは、
単なる世間知らずの自惚れです。
僕もそうでした。プロの写真家はめっちゃスゴイ。
でも、この勘違いは一歩踏み出すのにとても大切。
「自分にもできそう」って思うことには、
少なからず才能がある可能性が高いです。
【自惚れで走り出し、壁にぶつかって、よじ登る】
これがシンプルな夢の追い方です。
2つ目。
嫉妬しちゃう場所に夢がある!
です。
たとえば、「イチローが世界で活躍!」
と聞いて悔しいと思いますか?イマドキは大谷君ですかね。
まぁ誰でもいいですが、チクショーと思いますか?
そう思う人は、本気で野球で上り詰めようとしている人だと思います。
で、僕を含め大半の人は別に悔しくはないと思います。
「スゲー」とは思いますが、それだけですよね。
なぜかというと、自分がそこを目指していないからです。
あるいは「BTSカッコイー」と思っても、
だからといって一緒に活動していきたくはないじゃないですか。
見ているのが好きなだけで、普通、あっち側に回りたいわけではない。
つまり【どの商品やサービスの提供者に嫉妬するか】です。
嫉妬しちゃうくらい関心がある分野なら、
多少つらくても努力して食いついていけるんじゃないでしょうか?
例として僕の場合ですが、
いい感じの飲食店や賢いコンセプトの事業を見つけると、
嫉妬と尊敬が一緒に湧き上がってきます。
「うわーやられたーめっちゃいいー」と、とりあえず笑えてきます。
自分が生業にしている分野だから、悔しくなります。
負けないよう恥じないように、もっと頑張りたいと思えます。
あとこの前の冬、地元館林の青年会議所が花火を企画しました。
目の前でスタッフたちと一緒に見ましたが、
予想以上のすっごい迫力でした。感動しました。
そして負けてられん!とメラメラしました。
(そのとき僕は会場でココアを振る舞ってました(笑))
自分の仕事の1つは企画だと認識してるので、
花火を提供する側にも感情が揺さぶられるんです。
これは嫉妬とは少し違うかもしれませんが、
「うわーやられたーめっちゃいいー」です。
【やられたー、自分も負けてられん】
って思う仕事に自分の強い関心がありそうです。
そして最後3つ目は、「サポートに徹する」こと。
夢に向かってがんばる、
なんていうのは万人のためのものではないと思います。
たまたま何か打ち込むものにめぐり合えた人はいいですが、
みんながそうあるべきだとも思いません。優劣もないです。
別に普通でいい、そういう人がたくさん居ることで社会は成り立ってるので。
とはいえ、目標がないとどうしたらいいか分からずダラダラと時間が過ぎていく。
これも事実だと思います。
そういう人は、誰かの夢を一緒に叶えてあげればいいんじゃないでしょうか。
この人なら、このサービスなら、この会社なら手伝ってあげてもいいかな、
っていうもの何か1つはありませんか?
裏方でも一緒に喜べる場面はたくさんありますよ。
【助けてあげたい】って気持ちで並走してみる。
あとは、たとえば独身なら実家の家事手伝いでも、
結婚してるなら主婦でも、いいじゃないですか。
それをやることで誰かの手が空いて、その人が何かに打ち込めたり、休めたり、誰かを喜ばせたり。
すごく素敵なことだと思いますけどね。
ということで、、
①「自分にもできそう」
②「嫉妬しちゃう」
③「サポートしたい」
やりたいことが分からないという人は、
この3つの感情を意識して周りをよく見てみるといいかもしれません。
興味があることならそれなりに才能があり成長もしやすいはずです。
で、これでも「何もないです」っていう人は
ちょっとヌクヌクと生きすぎだい(笑)
逆説的ですが、
勉強してないと何を勉強したいのか分からないし、
誰かの役に立ってみないとどんな風に人の役に立ちたいのか分からないんです。
仕事っていうのはつまり誰かの役に立つことです。
もっと街を歩いて、世間を見て、人間の営みに興味をもってください。
家の手伝いから始めて、自分がどうやってここまで大きく育ったのか、
振り返って1つ1つに感謝してみてください。何か見えてくるかも。
いつからでも挽回できますよ。
君の夢はどこにある!?
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