売上を伸ばすのは大事だけど、目の前のお客さんからとってやろうとするな、という話
さっき寄った某コーヒーチェーンにて。
「カフェラテのホットをレギュラーでお願いします」
「かしこまりました。以上でよろしいですか?」
「はい」
「ご一緒にケーキや焼き菓子はいかがですか?」
なんで(笑)
以上でよろしかったのになんでなん。。
マニュアルなのか、店員さんがただ一生懸命なのか、
めっちゃケーキ好きなのか、それは分かりませんが。
お節介ですが、これ目前の数百円の売上のために、
結構大切なものを失っているよ、と思うのです。
「なんか金使わそうとしてくるなー」というのは印象悪いです。
そういうつもりじゃないのは分かってますが。
気の弱い人だったら「安い客ですいません」って思うかも。
どちらにせよ、居心地がちょっと悪くなるんですね。
居心地もカフェの大事な売り物なのに。
飲み屋でも「あと一品、あと一杯を取ってこい」
なんて教育があることも多々ありますが
(特にラストオーダー時)。
それ自体はすごく大切ではあるんですが、
でもこれって、お客さん心理の機微の理解がないとできない技です。
乱用注意ですよ。
押し付けでなく、お客さんが喜ぶことを目的として、
その喜んでもらう手段が追加オーダーだと判断した場合に使うもの。
押し売りされたら誰だって嫌じゃないですか。
それぞれに腹具合も懐事情もある。
そんなんじゃなくて、お客さんから
「これも頼みたい」
と言ってもらえる状態を目指したいですね。
これを手に取ってもらえればきっと嬉しくなるはず、そういう準備を。
仕事中にお金・売上のことは忘れていいです。
経営者目線でいてくれることはとても偉いんですけどね。
東京ドームで歌手がライブ中に
(よっしゃ今日も会場3万人埋まったから、えー、、💰💰💰)
とか考えてたら嫌じゃないですか(笑)
ただ目の前の人に喜んでもらうだけです。
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